ベージュが似合わない?
よく聞くセリフ
「ベージュが似合わない」
「ベージュを着ると老けて見える」
ハイ!
それ思い込み!!
たまたま似合うベージュを着ていなかっただけ!
もしくは、似合うベージュを選んでいたのに他のアイテムで配色ミスしただけ!
ジブンニ ジシン モッテ!
でも確かに、ベージュ系は無難に見えて本当は難しいと思います。
肌の色に最も近いカラーなので、パーソナルカラー的にうまく調和しても、上半身裸の人みたいに見えてしまう場合もあったり…
インナー的な雰囲気が出てしまったり…
ベージュをメインで着用する場合は特に、
以下の配色技法を基本としてコーディネイトすることが非常に重要です。
ベースカラー(基調色)70%
アソートカラー(配合色)25%
アクセントカラー(強調色)5%
要は、色にメリハリが必要!
↑アソートカラー・アクセントカラーの色選びに関しては、パーソナルカラーのシーズン別に異なるのでここでは省略します。
パーソナルカラーの間違い
そもそもパーソナルカラーって、
「あなたは青が似合って赤が似合わない」
という話ではなくて、
「この青が似合って、この青が苦手」
「この赤が似合って、この赤が苦手」
という次元の話です。
だってこれ、色相的にはどっちも赤なんですよ!
↓
上の赤は得意だけど下の赤は苦手な人、いますよね?
その逆も…
ベージュも同じことで、ベージュを一括りにはできないのです。
イコール、
あなたに似合うベージュは必ずあります!
洋服の場合は、欲しい色と欲しいデザインが一致しない場合もありますが、そんな時は妥協買いしないのが良いと思います。
シルエット・デザイン・色、どれかを妥協してしまうと、後からジワジワ「しっくりこない」を実感するからです。
パーソナルカラー診断
ベージュに限らず、似合う色の傾向を掴むのに一番手取り早いのは、プロのパーソナルカラー診断を受けること。
一度の診断で、
「この色は似合ってこの色は苦手!」
と100%理解するのは難しいと思いますが、
傾向として、
「この手の色は得意なはず!」
「これとこれなら、こっちなはず!」
というのはなんとなくわかると思います♪
パーソナルカラー診断は特定の色に縛られる為の診断ではなく、
似合う色を見つけて自分の魅力をアップさせる為の診断です。
過去のメイクレッスン
私はカラーリストとして独立する前、国内大手航空会社→美容業界で働いていましたが、
どちらも接客業な為、新入社員の時にヘアメイクの指導がありました。
航空会社の時は資生堂さんがご指導にいらっしゃいました。
当時、マキアージュやHAKUが出始めた時で、新入社員みんな同じコスメを頂いたのですが、メイクレッスンの際私達は、アイシャドウ・チーク・リップなど一人一人違うカラーを選ばれてメイクをしました。
私はその時、
「私も◯◯さんの口紅の色が良かった…」
などと考えて同期のメイクを見ていましたが、それってパーソナルカラーを見ていたんですよね、今思うと。
当時は初対面で、
「Aさんはこの色」
「Bさんはこの色」
って一瞬で選ばれることに少し納得がいかなかったのですが、今なら自分にその色を選ばれた意味が、ハッキリわかります!
好きな色を避ける必要はない
パーソナルカラー診断をして、パーソナルカラーリストに選んでもらった色に納得できない場合もあると思いますが、これは個人が長年持ち続けている『色の好み』が大きく影響してしまうからです。
こればかりは仕方のないことです。
だからこそ、
好きな色は避けて欲しくないと思います!
好きな色を選ぶと精神が潤うから。
でも色素は一生変わらないの、似合う色を知っていると強いです!
パーソナルカラー診断をした後は、
「私はベージュが似合わない」
というセリフは絶対に出てこないと思います(^^)