イエベとブルベの意味 ご存知ですか?
間違った情報が当たり前とならないように、
今回は少々辛口で斬り込んだ記事を書きます!
同業者様からの反論・ご意見がございましたら、
「お問い合わせ」からお願い致します。
最近、美容系SNSなどを見ていると、カラーリストとして、少々…いや、かなり気になっていることがあります。
最近、SNSアカウントの自己紹介などでご自身のことを、
「イエベ春」
「イエベ秋」
「ブルベ夏」
「ブルベ冬」
等と紹介している人が多いですよね?!
4分類であれ8分類であれ16分類であれ、プロ診断の結果を紹介しているのなら何の問題もないことです。
むしろ美容アカウントなら、その人のイメージが湧いてとてもわかりやすい自己紹介♩
正しい診断結果を載せているのならっ!
私が気になるのは、パーソナルカラーを推測で書いている人の多さ!
「おそらくブルベ冬」
「自己診断イエベ秋」
「グリベ」とか…
「それって意味ありますか?」
自己紹介欄って1番のアピールページです!
そこに、推測の内容を堂々と載せるメリットありますか?
就活で、エントリーシートに「おそらく英語が得意」って書いたら100%不合格ですよね?
そのくらい「おそらくブルベ」「自己診断イエベ」「グリベ」と表記することは意味が無く、ご自身の価値を下げることだと思います。
そもそも、
「イエベ・ブルベの本当の意味、説明できますか?」
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また、そのような曖昧な自己紹介をした人が有名であればあるほど、その人の“真似っこ自己紹介”をする人が増えると予想します。
これ結構怖いことだと思っています。
だから、ピンべとか謎の言葉が生まれるんだよ(;o;)
おそらくパーソナルカラーリスト全員が感じているでしょう!
「推測パーソナルカラーを載せるくらいなら何も載せない方が良いのでは…?」
と。
そもそも発端は?
最近、ネットでのパーソナルカラー診断が非常に多いですよね?
化粧品ブランドの公式サイトメニューにPC診断があるくらい♫
でもこれは正直、
化粧品を買ってもらう為の戦略です!
誤診へのクレーム窓口なんて存在しません。
もちろんその簡易的な診断で正しいパーソナルカラー診断ができる人もいますが、ニュートラル要素が強めの人なら、かなりの確率で誤診が起きて当然です!
なぜなら本人の色素チェックやドレーピングをしていないのだから・・・
WEBカメラでAIが色素チェックをして診断結果を出してくれるネット診断なら、まだ正確性が高いと思いますが、
『イエス・ノーのアンケートで多い数は?』
というタイプのセルフ診断は参考程度にして下さい!
最近のネット診断、メリット・デメリットどちらもあると思います。
色に振り回されたり色の悩みを増やさないポイントは、ネット診断を信じきらないこと!
これに尽きます!
なんなら、私のオンライン診断も100%は信用しないで下さい(笑)
95%くらいの信用度で申し込んで頂けると良いかと思います。
大幅に外すことはないと自負しておりますが、正直なところ、細かい色の診断などは対面診断より正確性が劣ります。
(私だけはなく全パーソナルカラーリスト共通)
やはり100%の正確性・満足度を得たければ、対面診断が最善です!
コロナ禍で、できない場合も多いのが心苦しいです・・・
パーソナルカラーリストの逃げ
そして、これも重要!
パーソナルカラーにおいて、黄みと青みの間、ニュートラル気味の人も一定数存在します。
ニュートラルの人は、似合う色の幅も広いのですが、その色の中でもカラーリストが、どの色が得意かを絞り込めなければ、プロ診断をする意味がないです。
「あなたはニュートラルだから、何色でもだいたい似合います!」
なんて言うカラーリストがいたら、信用しなくて大丈夫です!
色を見極められていないカラーリストが、よく使うセリフです。
本物のカラーリストなら、ニュートラル気味なことを伝えた上で、パーソナルカラーを確定させ、特に似合う色と苦手な色を伝えることでしょう。
パーソナルカラーリストの悩みのタネ
私自身パーソナルカラーリストをしていて、ここ最近強く感じることがあります。
数年前はパーソナルカラー診断をする際に、お客様に「スッ」と伝わったことが、今は伝わらないことも増えました。
どういうことかと言うと、
最近、ネットや雑誌でパーソナルカラーについて取り上げられることが多い為、お客様に知識があり、噛み砕いて説明をしなくても意味が通じる場合も増えた一方、
お客様が、パーソナルカラーについて間違った知識をお持ちで、その“勘違いの訂正”からしなければいけない場合も増えています。
人は、一度信じた内容を簡単には覆されない為、新たな人からの新たな意見を受け入れられないことが多いものです。
ましてや、信頼しているわけでもないその日初めて接触したパーソナルカラーリストの意見を、素直に聞き入れるのは容易ではありません。
だからこそ、色選びに疑問を持っている人や、以前の診断結果に納得できていない人は、「この人なら信用できるかも!」と思えるカラーリストに、パーソナルカラー診断の依頼をすることを心からお勧め致します。
私も、端的に伝わりやすい言葉や表現、カラー知識を日々学び続けますね。
長くなりました。
本来楽しいはずのパーソナルカラー診断で、悩みを増やしたりモヤモヤする人を増やさない為に、少々辛口に熱を入れて書きました。
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